最近、なんとなく気になっていることがあります。
更年期、です。
まだはっきりとした自覚症状があるわけではないけれど、じわじわと「そういう年齢になってきたんだな」と思う瞬間が増えてきました。ほてりや気分の波、睡眠の浅さ、なんとなくだるい感じ……そういった話を耳にするたびに、もはや完全に他人事とは言えないような気がしています。
かといって、今すぐ病院に行くほどでもない。でも何も知らないままでいるのも、少し不安でした。何か自分でできることを、日常の中で取り入れておきたいな、と思いはじめたのがそもそものきっかけです。漠然とした不安を抱えたままでいるより、少しでも知識を持っておくほうが、気持ちが楽になる気がしました。
薬膳に目が留まったわけ
そんなときに目に留まったのが、薬膳でした。
薬膳というと、なんだか難しそうとか、聞いたことのない食材ばかり使いそうというイメージがあるかもしれません。わたしも最初はそう思っていました。漢方薬みたいに、専門店でしか手に入らないものを使うのかな、と。
でも調べてみると、薬膳の基本的な考え方は意外とシンプルでした。
ひとことで言うと、「食べ物で体のバランスを整える」ということ。中医学(中国伝統医学)の考え方をもとに、食材それぞれの性質や働きを理解して、自分の体の状態に合ったものを選んでいく、という考え方です。
特別な薬を使うのではなく、スーパーで手に入るふだんの食材が対象になることも多いです。黒ごまや山芋、なつめやクコの実……そういったものが体にどんな働きをするのかを知って、日常の食事に少しずつ取り入れていく。そのアプローチが、なんだか自分の暮らし方に合っている気がしました。むずかしい料理をするのではなく、食材の選び方を少し意識するだけでいい、というのが気楽でよかったです。
更年期と薬膳はつながっている
調べていくうちに、更年期の不調と薬膳はとても相性がいいということもわかってきました。
中医学では、更年期のさまざまな不調は「腎(じん)の衰え」や「血(けつ)の不足」と深く関わっていると考えるそうです。西洋医学とはまた違った見方ですが、なんとなく納得できる部分もあって、もう少し詳しく知りたいと思いました。
腎を補う食材、血を補う食材、ほてりを鎮める食材……そういった話を少しずつ調べながら、日常の食事に取り入れていけたらと思っています。食事を変えることで体質そのものが変わるわけではないかもしれないけれど、「今日も自分の体を気にかけた」という積み重ねが、長い目で見て大切なのかなと感じています。
更年期におすすめの薬膳食材・はじめの3つ
調べながら「これなら取り入れやすそう」と感じた食材をご紹介します。
黒ごま 腎を補う代表的な食材。ご飯やヨーグルトにかけるだけで手軽に取り入れられます。香ばしい風味があるので、料理のアクセントにもなります。
なつめ 血を補う働きがあるとされています。そのまま食べたり、お茶に入れたりできます。甘みがあって食べやすく、間食代わりにもなるのが気に入っています。
山芋 体の潤いを補うと言われています。消化にも優しく、日常的に取り入れやすい食材です。とろろにしてご飯にかけるだけでいいので、忙しい日にも重宝します。
薬膳を独学でゆるく勉強しながら書いていきます
というわけで、薬膳を独学で勉強しながら、このブログに記録していくことにしました。
資格を取るとか、本格的に学ぶとかではなく、あくまで「気になるから調べてみた」くらいのスタンスで。専門家でも料理上手でもないので、難しいことはわからないし、まちがいもあるかもしれません。そのときは調べ直して、少しずつ更新していければいいかなと思っています。
更年期がなんとなく気になっている方、薬膳に興味はあるけれど難しそうと感じていた方、よかったらいっしょに読んでいただけたら嬉しいです。わたし自身も、書きながら少しずつ覚えていくつもりなので、のんびりお付き合いいただけたらうれしいです。


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