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ねこって、おもちゃを買ってきても遊ばないことありませんか?
「きっと気に入るはず」と思って選んで買ってきたのに、ちょっとにおいを嗅いだだけで立ち去られる……。ペットと暮らしている方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。
わが家にも、箱に入ったまま出番を待ち続けているおもちゃたちがいます。
うちの猫・うにとてんの場合
わが家には、うにとてんという2匹の男の子がいます。
うにが夢中になるのは、ダンボールと紙袋です。宅配便が届いてダンボール箱を開けると、中身よりも先に箱へ飛び込んでいきます。紙袋もお気に入りで、置いておくといつの間にかもぐり込んで丸くなっています。
てんのお気に入りは、100円ショップで買ったヒモつきのおもちゃ。気に入ったおもちゃを見つけると、飽きるまでとことん遊び続けるのがてんらしいところです。
2匹に共通しているのは、臆病な性格なこと。音が大きいおもちゃや急な動きには驚いて逃げてしまいます。特にうには音に敏感で、派手なおもちゃよりも、自分のペースでそっと入れるダンボールや紙袋の方が性に合っているのかもしれません。

なぜ猫は買ったおもちゃで遊ばないのか?
猫がおもちゃに興味を示さない理由は、いくつか考えられます。
素材のにおいが気になる 新品のおもちゃには、製造時の素材や塗料のにおいが残っていることがあります。嗅覚が鋭い猫にとっては、そのにおいが違和感になることも。以前一緒に暮らしていた猫は、新しいベッドを買ってきても3〜4日は近づきもしませんでした。しばらく部屋に置いて「家のにおい」に馴染んだころ、ようやく使いはじめるという感じで。うにとてんは比較的新しいものへの警戒が少ない方ですが、猫によってこのあたりの個性はかなり違うようです。
動きが「獲物らしくない」 猫は本能的に、小動物や虫の動きに反応します。おもちゃの動きが単調だったり、猫の視線に対して不自然だったりすると、「狩りの対象」として認識されにくくなります。
飽きやすい 猫は同じおもちゃをずっと使い続けることが苦手です。同じおもちゃを毎日出し続けると、数日で飽きてしまうことも珍しくありません。いくつかのおもちゃをローテーションして使うのが効果的だといわれています。
その子の性格との相性 猫には、一人で動かして遊べるタイプのおもちゃが好きな子と、人間と一緒に遊ぶことが好きな子がいます。また、うにとてんのように臆病な子は、音や動きが激しいおもちゃが苦手なこともあります。どんなに良いおもちゃでも、その子の性格に合っていなければ反応は薄くなりがちです。

猫が夢中になりやすいおもちゃの特徴
これまでの経験と照らし合わせると、うちの子たちが反応しやすいおもちゃにはいくつかの共通点がありました。
不規則に動く 転がる方向が予測できないボールや、ひらひらと揺れるヒモは、猫の注意を引きやすい傾向があります。てんがヒモおもちゃに夢中になるのも、動きが毎回違うからかもしれません。
音がしない、または小さい カシャカシャ、カサカサといった音は猫の狩猟本能を刺激するといわれています。ただ、うにとてんは臆病な性格なので、大きな音がするおもちゃは苦手です。猫によって音への反応はかなり個性が出るところだと思います。
入れる・もぐれる構造 うにがダンボールや紙袋に入りたがるように、猫は「隠れられる場所」に本能的に惹かれます。箱状のもの、袋状のものは、おもちゃとしても休憩場所としても活躍します。
長く使えるシンプルな構造 うにが子猫のころから置いているボールタワーは、今でも時々遊んでいるのを見かけます。仕掛けがシンプルなぶん飽きにくいのか、何年経っても気が向いたときにひとりでコロコロと遊んでいます。派手な機能よりも、シンプルで安定した動きのおもちゃの方が長く愛用されることもあるようです。
身近なもので代用できるもの
おもちゃを買わなくても、家にあるもので十分遊んでくれることも多いです。
- ダンボール箱:宅配便の箱はそのまま置いておくだけでOK。穴を開けてあげるとさらに喜ぶことも。
- 紙袋:持ち手部分に頭が入ってしまうと危ないので、使う前に切っておくと安心です。
- アルミはくのボール:くるくる丸めるだけ。転がり方が不規則で、追いかけるのが楽しいようです。
- 新聞紙・チラシ:くしゃくしゃに丸めるだけでおもちゃになります。
ただし、誤飲や怪我につながるものは注意が必要です。素材の安全性を確認しながら使うようにしています。
遊ばなかったおもちゃたちのゆくえ
遊ばなかったおもちゃは、わが家では箱に入ったまま収納棚の中にあります。「いつか遊ぶかも」とローテーションに加えてみることもありますが、やはり素通りされることの方が多いです。
もったいないなあと思いながらも、お店でかわいいおもちゃを見かけるとついつい手が伸びてしまう。これはもう、飼い主の性分なのだと諦めています。
猫グッズ売り場は、猫よりも飼い主の心をつかむのが上手なのかもしれません。
まとめ
猫がおもちゃで遊ばない理由は、においや動き、性格との相性などさまざまです。一般的に「猫が好き」といわれるおもちゃでも、その子の個性によって反応はまったく違います。
うにとてんを見ていると、高価なおもちゃよりもダンボールや紙袋、長年置いてあるボールタワーの方がよっぽど愛されていたりします。大切なのは、その子が何に反応するかをじっくり観察すること。そして気に入ったものが見つかったときの、あの全力で遊ぶ姿を見られることが、飼い主としての一番の楽しみだなあと思います。
ペットと暮らしている方は、ぜひ愛猫の「本当のお気に入り」を探してみてください。
記事の中で使っているものを載せておきます。



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