暖かい日が増えてきて、そろそろ冬物を片付けようかな、という気持ちになってきました。大がかりなことは一気にやらず、「今日はこれだけ」と少しずつ進めるのが、我が家のやり方です。
冬じまいといっても、やることは意外と多い。毛布や布団、こたつセット、猫グッズと順番に片付けていくと、それだけで数日かかります。だからこそ、「全部いっぺんにやろう」と気負わずに、できるところから始めるのがいちばんだと思っています。春の家事は、のんびりくらいがちょうどいいのかもしれません。
コインランドリーで冬用毛布をまとめ洗い
冬じまいで毎年必ずやることのひとつが、冬用毛布の洗濯です。家庭用の洗濯機では洗いにくいサイズの毛布も、コインランドリーの大型ドラムなら一気に洗って乾燥まで完結します。
乾燥機の温風でしっかり乾かすことで、ふわっとした仕上がりになるのも気に入っています。天日干しだと時間も場所も取るので、この時期はコインランドリーをうまく活用するのがおすすめです。仕上がりがふっくらするのも、乾燥機ならではの気持ちよさだと思っています。
コインランドリーを使うときは、毛布の洗濯表示を事前に確認しておくのが大切です。素材によっては乾燥機NGのものもあるので、持っていく前にチェックしておくと安心です。また、混んでいることが多い週末を避けて、平日の午前中に行くとスムーズに使えることが多いです。
洗い終わった毛布は、圧縮袋に入れてクローゼットへ。すっきり収納できると、それだけで部屋が広く感じられます。収納スペースが限られている場合は、布団圧縮袋を活用すると省スペースになるのでおすすめです。「片付いた」という感覚が次の冬じまいへの意欲にもつながるので、収納までセットで終わらせるのが我が家のルールです。
猫用の毛布とベッドは自宅で丁寧に
我が家には猫が2匹(うにとてん)いるので、猫用の毛布やベッドにはたっぷり毛がついています。これらはコインランドリーには持っていかず、自宅で洗うようにしています。
理由は単純で、コインランドリーでのペットグッズの洗濯は禁止されているところが多いからです。ペットの毛や菌が他の利用者の洗濯物に影響する可能性があるため、持ち込み禁止としているコインランドリーがほとんどです。ペットグッズは自宅洗いが基本と覚えておくと安心です。
洗う前の一手間として、コロコロ(粘着カーペットクリーナー)で毛をできるだけ取り除くのが毎年の流れです。こうすることで洗濯機のフィルターへの負担が減り、排水詰まりも防ぎやすくなります。毛が多いときは、洗濯ネットに入れて洗うのも効果的です。コロコロをかけながら「こんなに抜けてたんだな」と毎年驚きます。
ペットがいる家庭では、コロコロ→洗濯ネット→洗濯→乾燥のセットを習慣にしておくと、季節の変わり目もスムーズに動けます。乾燥後はしっかり毛を取り除いてから次の季節まで保管しておくと、また気持ちよく使えます。猫用グッズは消耗も早いので、洗いながら「そろそろ買い替えどきかな」とチェックするタイミングにもなっています。
こたつはまだ出たまま。うにてんが教えてくれる季節の変わり目
こたつはまだ片付けていません。というのも、完全に「もう使わない」と確信が持てないうちは、出しておいたほうが安心だからです。
春先は気温の変化が大きく、暖かい日の翌日に急に冷え込むこともよくあります。5月中旬くらいまでは様子を見るようにしていて、それまでは「いざとなれば使える」状態にしておくのが我が家のルールです。こたつをしまってから「やっぱり寒い」となるのが一番しんどいので、焦らず待つことにしています。
少し前まで、うにとてんはこたつの中で過ごすことが多かったのに、最近はふたりとも窓辺や床でのんびりしていることが増えました。猫が自然とこたつを使わなくなったのを見て、「あ、季節が変わってきたんだな」と感じます。こたつじまいのタイミングは、うにとてんに教えてもらっています。
コインランドリーから毛布を持って帰ってくると、うにはすぐに毛布の上にのります。温かいうちに使い納めをしているのか、それともただ気持ちがいいだけなのか。そんなうにを見ながら、「もうすぐしまうんだけどな」と思いつつ、もう少しだけそのままにしておきます。
猫は気温の変化に正直です。人間よりずっと敏感に季節を感じているんだろうな、と思いながら、ふたりの様子を見守っています。窓辺でまどろむうにとてんを見ていると、こちらまでのんびりした気持ちになれるのが、猫と暮らす醍醐味のひとつだと感じています。

季節の家事は、少しずつでいい
冬じまいは、一日でぜんぶ終わらせようとするとしんどくなります。「今週は毛布だけ」「来週はこたつ」くらいのペースで進めると、体も気持ちも楽です。やることをひとつ終えるたびに、部屋が少しずつ軽くなっていくのを感じます。
片付けが少しずつ進むにつれて、部屋が軽くなっていく感じがします。すっきりしたリビングを見ると、「もうすぐ夏が来るんだな」と、自然と気持ちも切り替わっていきます。
季節の家事は、完璧にこなすものではなく、暮らしのリズムを整えるためにあるのだと思っています。終わったあとの「やれた」という小さな達成感が、次の季節への気持ちの切り替えにもなる。焦らず、無理せず、自分のペースで。冬じまいは、季節の移ろいをゆっくり楽しむ家事のひとつだと思っています。今年も、うにとてんと一緒に、穏やかに春を迎えられたらいいなと思います。

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